Til the Last Drop
こないだディーさんがインドネシアに帰る直前に
スーパーに買いに走らされた緑茶のティーバッグ。
同僚の女の子に
「ペットボトルに入れたら何度もお水を継ぎ足して飲めるよ」
っておすそわけしてあげたらしい。
その4日後
「これってどのくらい持つの?」って訊いてきた彼女の手には
透明の水とふやけたティーバッグの入ったペットボトルがにぎられてたそう。
「もうあの子にはティーバッグ分けてあげない!」って
ディーさんはばかみたいに憤慨してたけど
「ディーさんが何度だって使えるって教えてあげたんじゃん?」っと
ミーは言ってみた。
新しいティーバッグあげればいいのに~。
「だって、もう溶けてんの、紙が。それに、もうただの水なんだよ!」って
そりゃー溶けるよ、4日も入れてたら。
だいたい、そもそも何度も水を継ぎ足して飲むものじゃないっつーの。
ユーたちふたり、ぜんぜん50歩100歩だからね。
まぁでもそうやって彼らはあっついインドネシアの片田舎で
2グラムしか入ってない煎茶のティーバッグを大事に大事に飲んでいる。
それでミーも毎回10グラムのお茶を使ってるんだから
最後に出がらしを冷やしておいてディナーに飲むことにした。
ムジカのアールグレイ、そうやって飲んでもすこぶる美味しいことを発見。