Underneath That Fabulous Outfit

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日本に帰国したとき驚いたことは

貧相な身体でちゃらい服を着てる男の子たちがごまんといたこと。

それだったらがっしり鍛えた身体で

テロテロのしょぼいTシャツを着てる方がいい。

ミーの価値観ってざっくりこんなかんじ。

背が低いとか髪の毛の量が少ないとか足が短いとか

そういうことは欠点じゃなくて個性だとおもう。

自分の持っているものを最大限にもってってから

素敵なお洋服を着ればいい。

大切なのは中身だよっていうその中身っていうのは

きちんと健康的な食事をとっていて引き締まった身体でもあるし

親切さや愛、勇気、創造力、冒険心…そういうものをもって

自分の好きなことをしている人生のことでもある。

ミーの好きな若いアジア人の建築家の男の子は

もし何もしなければたぶん若干chubby…

そしてお世辞にも美形とはいえない…けれど

そんなこときっとつゆともおもってなくって

とにかくマックスまで鍛えてる。

ジムに通って地味にトレイニングを重ねるのは

精神的な強さを求めてだというけれど

その鍛え上げた身体があってこそ

その上に重ねられた服が輝くってことは

建築家なんだからたぶんわかってるんだろう。

見るからに上等の生地でテイラー・メイドで仕立ててもらった

自分の身体にぴったりと合ったスーツを着こなす彼を

ミーはめちゃくちゃかっこいいとおもう。

モデルのような美しさで、彼とおんなじように上等のスーツを着こなして

一分の隙もなくしゃれのめした男の子たちのなかにいたって

それでもやっぱり彼がいちばん存在感がある。

シックなネクタイ、いつもかならず胸元に差すハンカチーフ。

うっとりするほど繊細な色のゴージャスなお花のラペルピン。

彼がやるとやりすぎってことにはならなくてすべてが粋に見える。

それはたぶん自信という名の香水をまとってるからだ。

こんな男の子が増えたら楽しいことになるだろうな~。