Another Form of Minimalism

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以前のお仕事で若い素敵な女性に出会いました。

彼女は障がいを持って生まれたのですが

おそらくは血のにじむような努力をして

大学までずっと自分の通いたい学校に通い

学びたいことを学び

天職ともおもえる仕事を得て

心底働くことを楽しんでいていました。

「この職務に、宇宙を見出しています」

「無限のなかに、美しい秩序をつくるのが自分の役目」

とよくいっていました。

そしてそのお仕事で得た報酬は

自分の好きなものに惜しみなく使うのです。

彼女が好きなもの。それは美しいもの。

所有できるものでも、できないものでも

美しいものすべてを猛烈に愛していました。

それは、障がいがあっても

「目は見えるから、美しいものにとりわけ執着するのかもしれない」

そう、神さまは彼女に視力は与えてくださったから

目をおもう存分楽しませたいんだとおもいます。

たとえば身に着けているもの。

彼女をひとめ見れば

彼女がどれだけ美しいものを愛しているかすぐわかります。

年収の3分の1をはたいたという

ヨーロッパのアンティークのダイヤモンドのブローチを

鮮やかなモン族の衣装に合わせていたり

ドリス・ヴァン・ノッテンのドレスに

裸足で美しい鼻緒の下駄を履いていたり。

どこまでも自由でどこまでもオリジナル。

ノームコアなんて彼女からしたら

なにが楽しいのかわからない。

彼女が好きなものは

ふるいものでもあたらしいものでも

ひとの手が見えるもの。

時間がかかっているもの。

それが彼女が美しいとおもうもの。

そうやって選んだひとつひとつの衣服やジュエリーは

「一生つきあっていくつもりです」

と、飽きて捨てるとか、流行遅れだから手放すなんてありえない。

好きなものを真剣に選びぬき、それをずっと愛しぬく。

高価なものも多く、数はあまり持っていないから

同じものを繰り返し着ている。

それも堂々と。とても嬉しそうに。

彼女のなかに着回しなんて概念はないのです。

ほかのだれかにどうおもわれたいかで服を着るのではなく

純粋に自分が好きなものを身にまとうことが喜び。

ミーはこの彼女のことをミニマリストだとおもったのです。

すべてにおいて自分の好きをつきつめていて

それ以外のものを排除しているから。

世のなかのつまらない常識なんて関係なくて

いつだって彼女流のやりかたをつらぬいていて

とことん自由にハッピーに生きている。

ミーはこういうひとが大好きです。

 

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