Becoming a Minimalist

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弟のディーさんが7月に一時帰国していた際

「ディーさんはミニマリストの資質があるよね」

といってみたところ

「ミ…ミニ?」

と聞いたこともない単語に一瞬たじろいだものの

頭のよい彼はすぐに

「最小限…主義者?

本とかCDとかいっぱい持ってるけど」

と返してきました。

「でも、執着していないでしょう」

と訊いてみると

「確かにそうかもしれないね」

とうなずいていました。

それに、そもそもディーさんは

本とCD以外ものはほとんど持っていないのです。

ミーが考えるミニマリストって精神的な部分が大きい。

持っているものに執着していないひとは

すぐに手放すことができる。

実際、ディーさんは日本を発つ直前まで

日本語教師をしていたのですが、辞めたあとは

膨大な量の教本や書類を

すべて一気に処分してしまいました。

いつか役に立つかも知れないとか

自分が築いてきたキャリアの一部とか

そういう考えはみじんもないみたいで

もう前だけを見ていました。

先日、ディーさんからきたメールには

「こないだデジタル版の朝日新聞で

ミニマリストの記事を読んだよ。

こんど日本に帰ったら本とCDを処分しようとおもう」

と書かれていました。

日本を出て海外で暮らすにあたって

Kindleを購入した彼ですが

「やっぱり紙をめくる感触にはかなわない」

と帰国するたびにいっていて

日本に滞在中は

毎日本屋さんを訪れるほどの本好きです。

そんなディーさんが、大好きな本たちを

どこまで処分できるのかわからないけれど

村上春樹、沢木耕太郎、高野秀行

この3人の本は残すんじゃないかなぁ。

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